スプリント選手権、菊池が初優勝。細田は3度目の優勝

2010. 06. 28

6月27日(日)、千葉県幕張新都心で2010日本スプリントトライアスロン選手権幕張大会/2010幕張チャレンジトライアスロン大会/ゆめ半島千葉国体千葉県代表予選会が行われた。


12時30分スタートの女子は、強風の影響で海が荒れる悪条件のなか、太田麻衣子(寒竹歯科医院・稲毛インター)が8分21秒でスイムフィニッシュ。2秒後に高橋侑子(東京ヴェルディ)、5秒後に菊池日出子(チームブレイブ)とジャン・ユンジャン(韓国)が太田の後を追ってトランジションに向かった。

バイクに移ると、太田・高橋・菊池の3名が集団で先頭を走り、その後ろを千葉県を拠点に活動する上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)が追う展開に。周回を重ねるごとに先頭集団と上田のタイム差は広がり、バイクを終えるころには1分5秒の差ができた。32分59秒でトップでバイクフィニッシュした菊池は、5秒以内に同じくバイクフィニッシュした高橋、太田とともにランに移った。

ランでは、2周回目までバイクで先頭交代を繰り返しながら集団を形成していた太田ら3名を約1分の差で上田が追っていたが、途中から太田がペースダウン。3周回目で太田は高橋と菊池から完全に離れ、2名の争いになるかと思われた。しかし、最後に上田が得意のランで強さを見せる。結果、菊池が1時間40秒でトップフィニッシュ。菊池とわずか20秒の差で上田が2位となり、高橋は3位に入った。

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男子は午後1時45分スタート。細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)が7分26秒のタイムでスイムフィニッシュ。約20秒後にスイムを得意とする平野司(ハンズ・シーア・稲毛インター)や昨年の幕張大会準優勝の長谷川裕一(稲毛インター)、佐藤治伸(日本食研)らがバイクへと飛び出した。

バイクでも細田は単独で先頭を走る。1周回目では韓国のヘオ・ミンホが後を追うが、直後に脱落。そして杉本宏樹(ルミナリア)、佐藤、長谷川らが第2集団を形成。その後ろに椿浩平(村上塾・ブレイブ)を含む第3集団がつくが、細田に追いつくことはできず、細田は30分41秒で単独でバイクを終えた。

ランは細田が独走。細田を追っていた集団から長谷川と佐藤が一度は抜き出たが、2周回目で長谷川が遅れをとる。その後ろを走っていた杉本が徐々にペースを上げ、佐藤とともに細田に迫るもなかなか追いつけず。細田が55分5秒のタイムでスプリント選手権幕張大会3度目の優勝を果たした。細田から50秒遅れて杉本が2位でフィニッシュ。3位には佐藤が入った。

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<選手コメント>

○菊池日出子(村上塾・ブレイブ)

スイムが思いの外うまく泳げたのがまずよかった。バイクでは、バイクの得意な太田、高橋両選手と3名で逃げられたのが、もう一つよかった。ランでは、上田選手が追ってきているのが分かっていたので、全力で走った。昨年の天草大会優勝に次ぐメジャー優勝で嬉しい。

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○上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)

バイク練習中に不注意から頭を縫うケガを負い、いまは復帰するために努力している。身体は何ともないのだが、戦える身体に早くもどしたい。今日は、スイムで遅れ、強風のなかバイクで単独だったのが響いた。ランでは走れることが証明できてよかった。つぎは、WCSハンブルク大会。

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○細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)

スプリントの距離はなんどやってもきつい。スイムから独走して、楽なように見えたかもしれないが、身体の限界をためした。スイムの上がりでルートを選んだのは、子どものころから浜遊びをしていたなごり。バイクで逃げ、ランでも逃げられたのはよかった。次は、ハンブルグ大会。

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○杉本宏樹(ルミナリア)

天草大会に続いての2位だが、やはり優勝がほしい。3位の佐藤選手にバイクでおいていかれたのはいけなかった。それがなければ、もっと楽に上をねらえた。結局佐藤選手を抜いて2位になったが、意地のようなもの。次のハンブルク大会でがんばる。

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記事・写真提供:社団法人日本トライアスロン連合(JTU)公式ホームページから

 

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配信日:2010年6月27日