アイアンマン70.3 セントレア知多半島ジャパン

アイアンマン70.3 セントレア知多半島ジャパン

RACE DATA

開催日 2015/6/7(日)
天候 くもり
気温 19.7℃(平均・セントレア)
水温 20.2℃(午前5時)
エントリー数 1,626名(個人)、105組(リレー)
スタート人数 1,512名(個人)104組(リレー)

■ 国内唯一のアイアンマン70.3は今年も盛大に開催

2006年に創設されたアイアンマン70.3。アイアンマンの半分の距離で行う70.3シリーズは、日本では2010年に常滑市で初めて開催され、国内でも人気の高いトライアスロンレースのひとつとなっている。6回目となる2015年大会は、知多市、常滑市、半田市、武豊町、美浜町、南知多町の6市町に渡る広いエリアが舞台となり、これまでにない雄大なコースが実現、バイクやランでは起伏なども増え、例年よりもテクニカルなコース設定に期待と不安が高まるアイアンマン70.3 セントレア知多半島ジャパンに世界各地からトライアスリートたちが集結した。

■ 3日間にわたる大会はEXPO・IRONMAN STOREで幕開け

アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンのスタートを飾るのは、中部国際空港セントレアの4階にあるイベントプラザで行われるエキスポとアイアンマンストア。6月5日(金)にオープンすると、人々が続々と会場を訪れる。海外から来ている人も多く、アイアンマンストアやエキスポに出展している店舗ブースでウェアやグッズなどを購入していた。

エキスポとアイアンマンストアは6月7日(日)までの3日間開催されるが、最も盛り上がるのは選手たちがエントリーのために中部国際空港セントレアに来る6月6日(土)。この日は朝からどのブースも多くの人でにぎわい、翌日のためのサプリやアイテム、大会Tシャツなどを購入する姿が見られた。大会副会長でもある白戸太朗氏も会場を訪れ、選手たちと気軽に声をかわす姿も。また、SRMブースではトップロードレーサーの宮澤崇史氏やモデルでトライアスリートでもある道端カレンさんが、同社のパワーメーターの魅力をアピール。実際に製品の体験もすることができ、注目を集めていた。そのほか、トライアスロンスクール・SUNNY FISH代表の平松弘道氏も会場で商品説明を行うなど、トライアスロンに係る多くの人が集まっていた。

なかでも多くの来場者の関心を集めていたのが、TTバイク展示。各メーカーのトライアスロン用バイクがフレーム展示を含めて6台をエキスポ会場の中心に展示しており、選手はもちろん、空港に用事があってたまたまエキスポに訪れた人も、いかにもスピードが出そうなバイクのフォルムに見入っていた。

■ レース前日に空港内で選手登録&競技説明会

6日(土)、中部国際空港セントレア3階の特別待合室では、10時30分から選手登録がスタート。受付開始からしばらくすると、登録を待つ選手が長蛇の列に。また、空港1階にあるセンターピアガーデンでは定期的に競技説明会を実施。今回はコースが大きく変わることもあり、選手たちは真剣に説明を聞いていた。
選手登録ならびに競技説明会を終えた選手は、スタート地点となる新舞子マリンパークでバイクチェックインを行う。これらを終えると、翌日のレースのための必須の準備は完了となる。バイクを預けた選手は、エキスポ・アイアンマンストアの会場に戻ったり、ホテルなどでゆっくりと休息を取ったり、アイアンキッズのレースを応援したりと、思い思いに過ごしていた。

■ 好天の下、元気あふれるキッズ・トライアスリートが駆け抜ける

6日(土)は、新舞子マリンパークでアイアンキッズも行われた。これは6歳から12歳までの男女を対象としたアクアスロンレース。6~8歳はスイム50m・ラン1km、9~10歳はスイム100m・ラン1km、11~12歳はスイム200m・ラン2kmと、年代別に分かれてレースを行う。会場では、翌日のアイアンマン70.3と同様にPete Murray氏とクリステル・チアリさんがMCとして盛り上げる。さらには、知多市のキャラクター・梅子や常滑市のキャラクター・トコタンも登場し、会場は和やかな雰囲気に。それでも、レースを前にした子供たちは緊張の面持ちでスタートを待っている。

そして迎えたアイアンキッズ本番。レースは幼いグループ順に行われる。子供たちは、まずトランジションエリアにラン用のシューズやシャツを置いて、スイムのスタート位置に移動、一列に並ぶ。合図に合わせて海へと駆け出す姿は大人にも負けない真剣さ。沖までの数メートルは海を駆け、そこから泳いでスイムゴールを目指す。浅いところでの競技なので、途中で足を付いてからまた泳ぐ子も。海から上がってゲートをくぐるとトランジションがあり、ここでシューズを履くなどしてランコースへと走り出す。そして、ランコースを往復してゲートをくぐればゴール。笑顔でゴールする子もいれば、十分に力を発揮できずゴール後に悔し泣きする子など、いろいろな表情を見ることができたが、参加した皆が完走し、フィニッシャータオルとメダルを受け取っていた。ここに、未来のアイアンマンもきっといるに違いない。

■ アイアンマン70.3当日は曇り空の下でスタート

レース当日の朝、スタート会場の新舞子マリンパークの空は曇り。気温も海の水温も約20度と好条件。続々と集まってくる選手たちはトランジションなどをチェックしてから、ウェットスーツを着て試泳を行う。そして、スタート時刻を迎え、第一ウェーブからスタート。各ウェーブが続々と海に向かってスタートするなか、新舞子マリンパークは太鼓演奏が行われ、大会を盛り上げる。最後のウェーブではフライングがあって予定よりも5分ほど遅れたが、すべての選手がスタート。

後半のウェーブの選手たちがスタートする頃、トップのほうは続々とスイムを終えてトランジションに向けて走り、バイクでコースへと走り出していく。今回のバイクコースは昨年までの周回ではなく、6市町にまたがるワンウェイのコース設定となっている。選手たちは比較的平坦な臨海部の工業地域などを走ったあと、普段は高速道路となっている南知多道路を走ってT2の内海高校へ。バイクコースの半分近くを占める南知多道路は上り基調となっていて、他にもテクニカルなコース設定に選手たちは苦戦していた。そんなバイクコースを走破した選手たちは、T2を経てランへと進む。

今回はランもワンウェイコース。内海高校を出て田園地帯や南知多道路沿いなど、起伏のあるコースを進んでゴールに向かって選手たちは走っていく。そして海岸線に沿って走ったあとにNTPマリーナりんくうに設けられたフィニッシュゲートをくぐってゴールを迎える。今回はランも大変だったと多くの選手たちが感想を述べていたが、そんなコースを制して選手たちは続々とゲートをくぐり、フィニッシャーの栄光を手にする。フィニッシュ会場には記念撮影用のステージが用意され、撮影するためにフィニッシャーTシャツを着た多くの選手が列を作り、撮影の順番を待つ姿も見られた。

■ アワードパーティも大いに盛り上がって大会は無事終了

レースを終えた選手たちの多くは、アワードパーティが開催される中部国際空港セントレアへと移動。会場には、長いレースを走り終えたとは思えないほど、疲れを感じさせない選手たちが多かった。選手たちが会場に入ると、ステージにはMCのPete Murray氏とクリステル・チアリさんが上がり、パーティがスタート。ステージではLIXIL DEERSチアリーダーズが最初に会場を盛り上げた後、各部門の上位選手を表彰していく。地元チームが活躍したリレーの表彰時は特に盛り上がるなど、アワードパーティは大盛況の下で終了し、今年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンは無事に幕を閉じた。